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蜂の子 (へぼ)

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株式会社ニシヤマ(田中準一郎社長、豊田市栄生町)は、昭和21年創業の業務用兼メーカー。豊田市西山に住まう農家が集まり組織化したことに端を発する創業の経緯から、地元をはじめ全国の農家筋に強いパイプを有している。製品では漬物や冷凍食品、調味料、乾物、缶詰、惣菜などを扱っているが、近年ではこれらの業界へ向けた原料供給に注力している。
 近年、特に力を入れているのが「山ごぼう」(モリアザミ)。愛知県・長野県などで味噌漬として流通するキク科の植物で、通常食用にされるごぼうとは異なる野菜。直径1cm、長さ20cmほどと一般的なごぼうと比べて小ぶりだが、芳醇な香りや力強い歯応えは山ごぼうならではの特徴となっている。
 主な産地は北海道や東北で7月上旬に作付後、10月末から収穫がスタートする。連作障害に弱く選別などに手間がかかることから生産量は全国的に減少傾向。そのような状況を危惧する田中社長は自ら産地に赴き、将来に亘って作付を維持できるような仕組みを生産者とともに模索し、安定的なルート作りに努めている。
 昨年の天候の影響で種が少なく今年の作付面積は3、4割減。作柄は天候の影響を受けることはなかったが、作付できなかった分がマイナスとなり、収穫量は平年の3、4割減となる見込み。大不作のため、価格も上昇。ここ3、4年は毎年最高値を更新しているが、今年もスタートの価格は過去最高の6500円(5kg)と約1割アップとなった。価格も高騰も課題だが、今年は収穫量が少ないため、数量の確保が大きな不安要素となっている。ただ、全国の産地に太いパイプを持つ同社は例年並みの数量を確保し、安定供給が可能となっている。
 山ごぼうは腎臓病や心臓病、便秘などの薬効を期待して民間療法として摂取されてきた歴史もあり、漬物や総菜など様々な分野で今後可能性が広がる商材として期待されている。
 なお、同社では山ごぼうの他にも大根、胡瓜、茄子、紫蘇、ニンニク、梅といった主要な漬物原料から、筍、ピーマン、茗荷、芋がら(ずいき=里芋の茎を乾燥させたもの)、酒粕、蜂の子など、国産・海外さんを問わず、幅広い品目を扱う。また、海外産の割干し大根、切干し大根、筍、胡瓜、蒟蒻などはコンテナでまとまった量を輸入し、コストダウンを実現するなど、利用しやすい価格で安定的な供給を続けている。


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〒471-0067 愛知県豊田市栄生町1丁目29番地

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