2023.1 食料新聞に掲載されました。

食料新聞に掲載されました。 

 株式会社ニシヤマ(田中準一郎社長、愛知県豊田市栄生町)は、地元愛知県豊田市をはじめとした全国の農家とネットワークを構築し、商品並びに原料を安定供給。 つながり を大事に安全安心に向けた取り組みも強化しており、安定的な原料供給で信頼性の高い企業として知られている。 
  中国産を中心とする海外原料は、新型コロナや生産量の減少、物流の遅れ、円安といった課題が山積しており、今後の安定供給が不透明な状況となっている。
 そのため、同社ではここ数年、これまで築いたパイプを活かしながら海外産と国産の両輪で原料確保に注力。大根や胡瓜など漬物でも主力となる原料の取り扱いはもちろんだが、みょうがやなた豆といった″ニッチ〟な素材も取り扱っている。原料在庫がなくても次年度以降の産地開拓を含め、ユーザーの相談に応じている。各原料のロットについても1ケースからコンテナ単位まで対応している。
 みょうがは、穂先の香りが特徴で、甘酢漬けにすると、シャキシャキとした触感、爽やかな苦味と辛みが楽しめる。夏の暑い時期に旬の漬物として提供されている。なた豆は、福神漬けの原料として使用されているが、国産の生産量が少ないため、希少な原料となっている。ここ数年は差別化を図った国産原料を使用した福神漬けが支持されていることもあり、今後も一定以上の需要が見込まれている。近年の塩蔵原料の価格は天候不良や副資材価格上昇などの影響で高値安定となっており、質と価格のバランスを保ちながら原料を確保することは、メーカーにとって大きなテーマとなっている。全国の産地とネットワークを持つ同社では質、量、価格のバランスの取れた塩蔵原料の供給に努めている。
 同社では瓜、人参、赤紫蘇など幅広い塩蔵原料の他、水煮、乾物、冷凍食品、総菜、調味料、蜂の子も取り扱っている。 

 商品の詳細については同社HP https://nishiyama-foods.co.jp/ または0565-32-0418まで。 
 

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